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三朝の歴史と起源を体感
霊験あらたかな神山に佇む三徳山三仏寺投入堂
平安時代後期の建立から約1000年、当時と変わらない質実な姿でたたずむ国宝・投入堂。修験道の神・蔵王権現を祀るこの場所は、修験者の行場として1300年以上前に修験者・役行者(えんのぎょうじゃ)によって開かれた。以来、多くの修行僧が来訪する。そのため、入山口から投入堂までの道程は想像を絶するほど厳しい。三徳山三仏寺投入堂
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通常禁止されている三徳山への入山。投入堂へ向かう際は、修験者として足を踏み入れなければならないからだ。そのため一般の観光客の場合は、輪袈裟という輪状の袈裟を身に着け修験者として赴かなくてはならない。また、危険な山道を歩くため、登山靴や地下足袋など滑りにくい靴での入山しか認められない。その靴では入山が難しいと判断された場合は、わらぞうりの販売(500円)もあるのでそちらを利用してほしい。スタッフ曰く、どんな登山靴よりもわらぞうりが一番安全かつ山の自然にも優しいとの事。霊峰三徳山の自然が育んだ豆腐と山菜 谷川天狗堂
三徳山の豊かな自然がもたらす、素朴な味覚が味わえる山菜料理店。名物の「山菜定食」(2,000円)は、100年以上の歴史を持つ豆腐と、自ら山に入って捜し歩いた山菜の料理がたっぷりと味わえる。メインは三徳山の清らかな水と国産の大豆100%の「三徳豆腐」。口の中でしっかりとした食べ応えと、透き通るようなみずみずしさを併せ持つ。山の恵み山菜は、四季折々の素材を天ぷらや煮物で提供する。自然薯のムカゴご飯や、大ぶりななめこのお吸い物など肉や魚を一切使わない、全7品の体に優しい究極の自然食メニューだ。谷川天狗堂
三朝温泉の起源と言われる白狼伝説にも登場する株湯
三朝温泉の開湯から800年、とうとうと流れ続ける株湯。その名前は、三朝温泉の起源と言われる「白狼伝説」にも登場する。源義朝に仕えていた武士・大久保左馬祐が、助けた白狼に教えられ楠の根元を掘ると熱いお湯が湧き出た。その温泉が株湯だと伝えられている。観光客はもちろん、地元の人にも愛される株湯は今もなお、枯らすことなくお湯を湧出し続けている。株湯
三朝温泉の文化に触れるふるさと健康むら
物産館、織物工房、陶芸工房からなる「ふるさと健康むら」は、三朝温泉の郷土文化が体験できる観光スポットだ。陶芸工房では、三朝に伝わる白狼伝説にちなんで命名された「白狼焼」の陶芸体験が可能だ。萩焼や唐津焼きなどを10年にわたり学んだ、白狼焼の開祖・津村鳥水氏が丁寧に工程を指導してくれる。隣に建つ織物工房でも同様に、藤かずらを使った織物体験が地域の人々を講師に学ぶことができる。そして物産館では津村氏や、講師によって作られた作品の販売と同時に、併設の喫茶スペース「サンテ」でのんびりと台湾茶も味わえる。ふるさと健康むら
※2008年8月現在の情報です。掲載情報は変更される場合があります。
鳥取県のイベント情報
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