その昔、海岸沿いにあった7軒の湯を「湯崎七湯」と呼んでいたが、現在は牟婁の湯が唯一その名残を受け継いでいる。砿湯(まぶゆ)、行幸湯(みゆきゆ)の2種の源泉を使っており、湯口で結晶化し白く固まった湯の花に温泉本来の姿がうかがえる。昔ながらの番台が懐かしい雰囲気。