夕食はくつろぎながら客室でとるスタイルを守っている。この千秋閣をはじめ、花巻温泉がモットーにしてきた「おもてなしの心」が、夕食の接待に現われると考えるからだ。料理は季節感を大切にする和風会席。前菜、お造り、焼物など10数品が並び、海のものと山の幸がほどよく入り混じる。食前酒は花巻温泉オリジナルワインの「花つぼみ」。どの料理も素材の味を生かして薄味に仕立てている。
地下1階大浴場の隣にあるのが岩盤浴のサンテピエール。岩手県遠野で採掘された角閃岩の一種の「天潤石」を使用した温浴岩盤18床が並ぶ。天潤石が温浴室内に遠赤外線、マイナスイオンなどを発して、身体の新陳代謝を高めるという。その結果、体内の重金属や老廃物を排泄し、高すぎる血糖値を下げたり、活性酸素の発生を抑えるなどの効果があるそうだ。通常は1,800円のところ、宿泊者は1,000円で利用できる。
浴槽はカギ型になった大浴槽とサウナ用の水風呂、ややぬるめの小さな浴槽の3つ。単調な印象だが、赤いレンガタイルの洗い場は滑りにくく、傾斜をつけてあって水はけがいい。床に溝を彫り、隣の客へ石鹸水が流れにくい工夫をした部分もある。あんどん風に作った窓の明かりがやわらかく、コーナーに置いた大きなみかげ石のオブジェが、シンプルな室内に変化をつけている。工夫と清潔感があって、くつろげる浴室である。
夕食をお部屋でとるので、どのお客様もゆっくりとくつろげるでしょう。大浴場の近くには岩盤浴やアロマエステの施設があり、特に女性の方にはいろいろと楽しんでいただけると思います。(フロント係の藤原初恵さん)
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