九州を代表するお茶どころである嬉野の宿らしく、様々な形でお茶の魅力を楽しむことができる。館内に足を踏み入れると、ほのかにお茶の香りが漂い、まずロビーで煎茶が出される。一見するとごく普通のお茶ながら、その味わいと豊かな香りに感激し、さり気なくも粋なもてなしに宿への期待が高まっていく。館内のメインの露天風呂は、嬉野茶を浸したお茶風呂となっているほか、華やかな料理にも随所にお茶が使われており、まさに“お茶づくし”の宿。リラックスして過ごせる。
石の急須からお茶のエキスがたっぷり入ったお湯が注がれている露天“茶”風呂「緑泉」は、宿の名物の一つ。カテキンやビタミンCが含まれるお茶と、肌がすべすべになる嬉野温泉とが見事にマッチして、よりヘルシーで効能豊かなお湯になっている。湯船の脇に置かれているお茶パックを使って顔や腕をパッティングするとより効果的。プライベートで静かに入れる貸切風呂もあり、入浴のひとときが実に楽しい。
当宿では上質のお茶と和の空間、そして独創的な料理をご堪能いただき、贅沢な時間をお過ごしください。私どもは心からのもてなしでお迎えいたします。(フロントの一瀬弘芳さん)
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