多田屋
ただや
温泉街から離れた閑静な環境にある斬新な意匠の客室が話題の宿
撮影ポイントにもなっている宿専用の桟橋

多田屋は和倉温泉の中心街から500mほど奥、七尾湾に突き出した和倉温泉の地形では唯一西側に位置しており、一軒宿の風情さえ漂う宿だ。海側の広大な斜面を利用して建てられた宿は5階建て2棟があるが、道路に面したフロントのあるフロアが3階に当たるので2階建てにしか見えない。海面が目の前に迫る1階にある大浴場へはエレベーターで下りるが、その回廊の途中にあるのが専用桟橋。大正ロマンを想わせる街灯がポツンと立つこの桟橋はサンセットの好被写体で、カメラ片手の客が列をつくるほどのビュースポットになっている。

多田屋の第一印象は感動的なサンセット
湯船に間近に迫る海面が美しい

浴場はすべて海岸すれすれの場所にある。男女別の大浴場はこのすばらしい眺めが満喫できるようにと横に広げ、大浴場の湯船だけでも18mもある。この大浴場をはさみ、女性用には片端に檜露天風呂と陶器風呂、もう片端に写真の露天岩風呂が設けられている。間近に迫る海面が刻々と色を変え、やがて金色に染まるサンセットの時刻に入浴できれば、もう何もいらないという気になる。まさに至福の時間である。

夕日を眺めながらの入浴は至福の時間
部屋からの眺めを重視した斬新な部屋の設計

多田屋の創業は明治18(1885)年。当然、最初は湯元の近くに宿を構えていた老舗である。その恵まれた条件を捨ててこの地に移転したのは昭和48年。先代がロマンチストで、夕日が美しいこの地形に魅せられてのことだ。当時の事情からすれば道も未舗装、温泉を引くのも大変で、誰からも奇異の目で見られたそうだ。それも、今の客のニーズを考えればまさに大英断であろう。この斬新な部屋の設計はいずれ6代目を継ぐことになる専務の設計で、他の部屋を担当した父親との競作だとか。古くは鍋島藩の姫君と駆け落ちした先代もいるし、この一家にはどうやらパイオニアの血が流れているようである。

先見の明がある大胆な経営改革を断行
女将・スタッフから一言

静かで、自然と夕日の美しさに恵まれたロケーションは、和倉温泉の奥座敷的存在だと思っております。目的に合わせた選択肢の広いお部屋をご用意しておりますので、別荘に遊びに来たというお気持ちでゆっくりとお過ごしいただきたいですね。(中女将の多田佐永子さん)

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