ミズバショウの群生地として知られる谷地湿原の近くに湧く、400年の歴史を刻む名湯。湯はぬるめの無色透明のものと、白濁した高温の2種類があり、皮膚病に効くといわれている。
住所 | 青森県十和田市法量 |
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交通 | JR青森駅からJRバス十和田湖行きで1時間19分、谷地温泉下車、徒歩5分 |
営業時間 | 通年 |
問い合わせ |
お湯の泉質 | -- |
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源泉の数 | -- |
お湯の色 | -- |
お湯のにおい | -- |
源泉の飲泉 | -- |
源泉のpH値 | -- |
源泉の温度 | -- |
雪の降りしきる寒い時期の先週、行ってきました。宿の周りは雪だらけ。積雪量は約150センチ。午前中の気温は摂氏マイナス12℃。じっとしてると指先が麻痺するほどの寒さ。冷えた身体を、源泉掛け流しの温泉に入った時の、言葉にするのが難しいくらい最高の気分。一気に違う空間に身を任せたのでは、と錯覚を起こしてしまうほどの心地良さ。時間が止まってしまいそうでした。館内廊下にはすべて暖房器具が置かれ、館内移動は普段着のままで差し支えないほどの暖かさ。照明等はほど良い明るさで、まさに温泉宿。谷地温泉はなんと、自家発電だそうだ。温泉浴槽は2つあり、ひとつは、比較的ぬるめの温度で白濁色。浴槽につかってると底からプクプクと泡が沸いてくる。床にはスノコガ敷かれていた。もうひとつの浴槽は、温度が42度の暖かく、10分程度で十分なほど。この谷地温泉の歴史が400年と書いてあったが、まさしくその歴史を感じるほどであった。この温泉の良さを知るにはせめて2泊はしたいところ。部屋に入って、最初に戸惑ったことがひとつ。それは、部屋には既に布団が敷かれていたことである。スタッフの方に聞いて分かったことは、温泉に入った後にゆっくりと身体を休めるために敷いてあるとのこと。確かに温泉に入った後は、自然と身体を休ませたくなったものでした。この谷地温泉では、ただ今キャンペン中につき、なんと1泊3食つきで¥5800です。3食付と聞いた時は正直驚きました。お昼は麺類ですが、しっかりとした麺と出汁のきいたウドン、美味しかったです。そして、それ以上の驚きは、夕食時におけるアルコール類がすべてフリーなのです。宿泊客も最初は、戸惑ってる様子でしたが、飲み始めると互いに客同士が楽しく話をしてるグループも見かけました。気がつけば4~5杯の生ビールを飲んでる客もいました。また、外国人もその時、来ておりなかなか国際的な雰囲気でした。因みに、アルコール類は生ビール、日本酒、焼酎です。最後に、この温泉地では夜、テンが出没しております。夕食後、窓越しに外をみていたら、いました、テンが!とてもかわいかったです。温泉の好きな人、また本物の温泉を期待する人、是非是非、お出かけ下さい。決して後悔しません!!! 総合評価は5点プラスアルファです。