昭和40年代のはじめにボーリングによって湧いた温泉。各宿では揚がったばかりの新鮮な魚介類が食卓に並ぶ。湯に浸かりながらオホーツク海に沈む夕日を眺めるのも格別だ。
住所 | 北海道斜里郡斜里町ウトロ香川 |
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交通 | JR釧網本線知床斜里駅から斜里バスウトロ温泉方面行きで50分、ウトロ温泉バスターミナル下車、徒歩10分 |
営業時間 | 通年 |
問い合わせ | 斜里町商工観光課 |
お湯の泉質 | -- |
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源泉の数 | -- |
お湯の色 | -- |
お湯のにおい | -- |
源泉の飲泉 | -- |
源泉のpH値 | -- |
源泉の温度 | -- |
オホーツク圏と阿寒湖畔に湧く湯
道東を代表する国立公園の阿寒に湧く阿寒湖温泉、知床国立公園に湧くウトロ温泉、そして網走国定公園内の網走湖鶴雅温泉、大雪山国立公園の一角に湧く層雲峡温泉も加えた。
私がウトロを訪れたのはまだ世界遺産に指定される前だった。そのときは「また一つ端っこを制覇」としか考えず行ってみたのだが実際に知床に着いて感じたのは癒しそのものといった雄大で寛大で悠久の…って言うか言葉に出来ないような安心感でした。私たちが泊まったのは小さな民宿ともいえるホテル。食事は当然の如く「海の幸超てんこ盛り」しかも激安価格で。んでもってオマケに「さっき裏で獲った奴ね」って蝦夷馬糞うにを一人一個ずつ割って出してくれたのにはすごく感動した。晴れた日限定の完全サービスだそうです。温泉もよかった。ホテルの離れみたいなところに露天の浴場があって気持ちよかった。普通露天風呂というと内湯のほかに外湯がある。って思いがちだけどそのホテルは脱衣所の扉を出るとホントの外。内湯無し、洗い場も当然露天。すごく開放的で気持ちよかった。(雨の日は雨の中洗うしかないだろう…)私たちが行った日は晴れてたので湯に浸かりながら満点の星を眺めながらのんびりできました。歩いてすぐのところに大きな観光ホテルもあったけど情緒を味わうには小さいところに限りますね。あ、北海道以外の人は「夏でも夜は寒い」って知っといたほうがいいですよ。特に道東、道北は。日中は真夏日になることはあっても絶対に熱帯夜にはならないから。それどころか長袖着ないと外行けない夜もありますんで。