奥日光の奥に位置する湯ノ湖のほとりに開けた温泉地。奈良時代に日光開山の祖勝道上人がこの地に温泉を発見したことから始まる名湯。温泉を引いた珍しい温泉寺があり一般の人も入浴が可能だ。環境省が日本全国の中で優れた保健休養の湯として指定する「国民保養温泉地」の第1号指定を受けている。
住所 | 栃木県日光市湯元 |
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交通 | JR日光線日光駅・東武日光線東武日光駅から東武バス湯元温泉行きで1時間25分、湖畔前下車すぐ |
営業時間 | 通年 |
問い合わせ | 日光市観光協会日光支部 |
お湯の泉質 | 硫黄泉(単純硫黄泉ほか) |
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源泉の数 | 23 |
お湯の色 | (乳白色) |
お湯のにおい | 硫黄臭 |
源泉の飲泉 | できません(苦味) |
源泉のpH値 | 6中性 |
源泉の温度 | 50.4~79.3度 |
10年前に1度行ったことがあるのですが、前回の印象があまりにもよかったので、またいつか行きたいなとの念願がかない今回マイカーを使って行ってきました。湯元温泉にゆくのにイロハ坂を上り、中禅寺湖や、戦場ヶ原などのそばを通ってゆくのですが、10年前となんら変わっていないことにまず感動しました。温泉街に入る手前の湖あたりから、車の窓を閉めていても、硫黄のにおいが漂ってきて、一気に温泉気分が高まりました。温泉街には土産屋や食べ物屋などもほとんどなく、道端には雪も残っており肌寒かったのですが、ここもやはり10年前と全然かわりない光景をみせてくれて嬉しかったです。 ほとんどの宿が源泉から直接お湯を入れているとのことで、温泉のお湯には湯の花が浮いてました。温泉はかなり熱めの湯なので、湯船に入るのに苦労しましたが、体の芯から温まるとはまさにこいうことなのかというぐらい、ポカポカに温まった上、しばらく時間を置いてもポカポカしていました。また荒れ気味の肌だったのですが、ツルツルになりました。硫黄のにおいと乳白色の色をしたお湯に感動です。 風呂上りに、温泉街を歩いてブラブラ散策すると小さな湖があったり、湯畑がひっそりとあったり最高に気持ちよかったです。温泉周辺も中禅寺湖や戦場ヶ原などの自然がいっぱいでのんびりした休日を過ごせました。車でいかないととても不便ですがその分とっても静かでいい温泉です。