鬼怒川の清流沿いに広がる一大温泉観光地。開湯は江戸時代。当時は日光詣での僧侶や大名だけに利用が許されていた。明治以降、一般にも開放され、昔も今も変わらず、柔らかいお湯が疲れた体を癒す。周辺の充実したテーマパーク、日光江戸村などでさらに年齢層を広めて親しまれている。
『京風料理』にひかれ行ってみました。 駐車場に到着して先ず思ったのは、風にそよぐ竹林がほど良く高級感を演出している事。 蔵の形をした門を通り10メートルくらい歩いて旅館の入り口にたどり着きますが、その間の瓦敷きの地面はキレイに打ち水もしてあり、お客様を迎える体制が万全である事を伺わせます。 ラウンジで点てた抹茶をいただきながらチェックインを済ませ、案内された部屋は和室10畳+広縁2畳+次の間4.5畳の別邸側の角部屋。 部屋もそれなりに年季は入っているものの、細部までキレイに清掃されていて安心出来ます。 広縁側は掃き出し窓、壁側は腰高窓で採光が良く、とても明るい室内からは大きな鬼怒川のゆったりした流れを眺めながらリラックス出来ます。 遠くに巨大な山々、麓には民家もありますが景観もかなり良いです。 特に新緑、紅葉、積雪の頃には最高のロケーションだと思えます。 風呂は露天男女各1、内湯男女各1、益子焼きの陶器風呂女性側1、男性側2、利用時間15時~21時と短めですがサウナもあります。 露天は大人6人、内湯は8人くらいが入れる位のサイズですが、宿の規模からすると妥当かな、と思えます。 アルカリ性単純泉で入浴中は肌から老廃物が溶け出す感じ、浴後には肌がサラサラになります。 源泉が32度しかない為加温・加水、ろ過・循環されています。 今回利用しませんでしたが、貸し切り風呂はかけ流しです。 宿自慢の京風料理は全13品、上品な味付けですがしっかりとダシが利いており飽きのこない美味しさ。 重量感のある料理ではないのでうちには丁度良かったんですが、胃袋に自信のある方にはちょっと物足りない量かも!? 夕・朝食共に部屋食なので次の間に布団を敷いてもらい、翌朝は朝食後に昼寝(朝寝?二度寝?)してからまた露天風呂に入れる余裕の11時アウト。 とても気に入ったので、帰りに来月の宿泊予約をして来ちゃいました。