日光国立公園の中に一軒宿がたたずむ。名物は150年の歴史を持つ大岩風呂。旅館のすべての湯船が源泉をそのまま掛け流ししている。
住所 | 福島県西白河郡西郷村真船寺平1 |
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交通 | JR東北新幹線新白河駅から無料送迎バスで40分 |
営業時間 | 通年 |
問い合わせ | 旅館大黒屋 |
お湯の泉質 | 単純温泉(単純温泉) |
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源泉の数 | 2 |
お湯の色 | 無色透明 |
お湯のにおい | 無臭 |
源泉の飲泉 | できます(ほのかな塩味) |
源泉のpH値 | 7.6弱アルカリ性 |
源泉の温度 | 45度 |
少し前になりますが、白川から元湯甲子温泉の[大黒屋」へ行ったことがあります。国道289号線の、当時は白川から車で行ける終点に位置していました。(尤もその当時既に会津方面へのトンネル工事は始まってはいましたが。この時の国道289号線は宿の先は登山道の様でありながら国道の標識が立っていたのも思い出されます。) この大黒屋には名物のひどく古い建物の部屋がありました。それこそ今にも崩れんばかりに見えますが由緒正しい昔の宿だということでした。私たちは新しい建物に宿泊したのですが、その建物を当てられた客で歴史的な価値を理解していない人がとんでもない扱いだとクレームをつけていたのも思い出となっています。 肝心の温泉は、名物となっている谷川を隔てたこれまた古くからの湯があります。一応男女別には湯船があるのですが、男湯は混浴も可能となっていました。広さがかなり違っていてゆったりと出来るのは男湯側ですが、女性が入るのは少し勇気が必要でしょう。或いは団体で押しかければ立場は逆転するかもしれませんが。 何しろ秘湯の趣き満点な宿でした。