抜群の効能で人気の玉川温泉は予約もとれないほどだが、近くに新玉川温泉ができ、宿泊予約が容易になった。浴室は大浴槽に寝湯や打たせ湯など7種類がある。冬期は路線バスのみ訪問可能。
岩だらけで、硫黄の臭いと蒸気が立ち込める地獄谷のようなところです。湯治の人たちは暖かで平らな地面を見つけると、そこにゴザを敷いてタオルケットなどを掛けて岩盤浴をするのです。私もしてみました。しばらく横になっていると地面熱がジンワリと伝わってきます。30分もすると汗ばんでくるほどです。地球の鼓動と暖かさを背中に感じます。先程の硫黄の臭いとは違って、ヒバかヒノキのようないい匂いもしてきて、深呼吸をすると自分の体が徐々に癒されていくような気がします。都会のエステサロンにある岩盤浴がオモチャに思えてきます。大自然の中で汗をかいた後は温泉!最近はぶなの森玉川温泉湯治館で入浴することにしています。洗い場が一人一人のセパレートになっていて使い勝手もよく、清潔感もあってお気に入りです。新玉川温泉に泊まったこともあり、部屋・食事とも気に入っていますが(いわゆる豪華な食事ではなく体に優しい食事)、数日間となると新玉川もぶなの森玉川温泉も予算オーバーになるので後生掛温泉に泊まって車で玉川温泉へ通います。でも今年こそぶなの森湯治館に泊まってみたい!ホンモノの岩盤浴と温泉がおすすめです。