その名の通り、道のあちこちに硫黄の白い煙が立ち上る温泉地。硫黄の独特の匂いがする白い湯は、さまざまな効能があり、長期滞在する湯治客が多い。泉質が豊富なのも特徴。
この写真のプールのような温泉は「霧島ホテル」の大浴場で、旅行社に勧められて3年前に一泊しました。ここでは時間帯により男女入れ替わり制になっており、中心にあるプールっぽい大浴槽と、それを取り囲むように配置された色々な泉質の小浴槽の組合せ(当然、露天風呂も有り)により、夫婦共々時間を忘れてたっぷり温泉(巡り)を堪能できました。旅館の中には浴室に男女差のあるところがありますが、ここの入れ替え制は大変良いアイディアだと思います。何れにしても、仲居さんが「ここの温泉はかけ流しです」と自慢されるだけのものがこの温泉にはありました。従業員も皆さん気持ちよく、料理もおいしくいただけました。仮に贅沢を申すなら、朝のバイキングの品種がもう少しだけバラエティ豊かであれば、さらに言うこと無しだったと思います(そのままでも決して少ないというわけではありませんが)。かの坂本龍馬も日本人初の新婚旅行でこの宿に泊まられたそうです。 旅行中はレンタカーを利用しましたが、宿舎へのアクセスはこれが一番便利だと思いますし、よく整備された道をゆったりと観光ドライブできたのも良かったです。また、ホテル周辺には歴史的にも遊興的にも見所が豊富で、おかげさまで来て良かったと二人とも心底感激した次第でした。ちなみに、後日、別のホテルを利用してこの近くに再度旅行に行きましたが、やはり霧島ホテルにまた行きたいという思いがより一層強まる結果となりました。