高知三翠園温泉コウチサンスイエンオンセン

鯨海酔侯と自ら号したほど酒と詩を愛し、大政奉還など維新の時流に上手に乗って、一種の豪傑的な事跡を残した、土佐藩主山内容堂の別邸だった跡地を活用した「三翠園」ホテルでした。 ホテルの設備も素晴らしかったですが、歴史のある長屋や庭園などの史跡を上手に活かして、現代と歴史をマッチさせた構造も、歴史好きで、竜馬好きの私には思い出がタップリのこる一泊でした。 猛烈な低気圧の雨の中を家内と高知城址をびしょぬれになって見学したあとの、ゆったりしたお風呂と広々とした和室での豪快なさばち料理を中心の料理とお酒の美味しさは今も心に残っています。 お土産の「小夏」という柑橘類はお送りした会社の会長婦人から「フアンになりましや」とお礼の言葉を頂くほど、選別され心配りの行き届いたものでした。