工石山と鏡川に囲まれた温泉。昔から地元の人たちがあせもや打ち身が治ると利用。料理自慢の宿「オーベルジュ土佐山」の大浴場はガラス張りで、山々を眺めながら入浴できる。
四国の清流・四万十川を凌ぐと言われる仁淀川沿いの高台にそびえる、かんぽの宿とは思えないような白亜の温泉リゾートです。眼下に自然の姿そのままの川に架かる土讃線の鉄橋を、時折り走り抜けるJRの電車を眺めたり、夕日に染まる仁淀川の風景は絶品です。食事も四国らしさを出したアイディア料理満載の夕食に、バラエティ豊かなバイキングの朝食も申し分なし。仁淀川伊野温泉の天然温泉大浴場や露天風呂などの湯量も広さも、清潔さと共に温泉三昧です。職員の接客応対も程ほどのサービスの心得で爽やかです。気持ち良く宿を出た後、家内と車の中で気分の良さを互いに確かめ合いながら、次の目的地へと向かいました。最も高い料理プランで一人13,275円の宿代は年金生活者にはこれ以上の贅沢は不要でした。四国への旅の機会があればまた訪ねることでしょう! ちなみに、伊野は土佐和紙発祥の和紙の里として、近くの紙の博物館ではお土産類と共に色々なものを見せてくれます。興味があれば大いに楽しむことが出来る所です。行き方は、高知自動車道伊野ICから国道33号線経由で約15分ほどです。仁淀川を渡ってすぐを右折することに注意する。