リアス式海岸に奇岩、岩礁が点在し、紀の松島と呼ばれる景勝地を形成。いたる所で湯が湧き、多くの宿が自家泉源をもつ。岬や島へ船で渡るのも勝浦ならではだ。
住所 | 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町勝浦ほか |
---|---|
交通 | JRきのくに線紀伊勝浦駅からすぐ、勝浦港から渡船利用、ほか |
営業時間 | 通年 |
問い合わせ | 南紀勝浦温泉旅館組合 |
お湯の泉質 | 硫黄泉(単純硫黄泉(硫化水素型)) |
---|---|
源泉の数 | 177 |
お湯の色 | (無色混濁) |
お湯のにおい | ほのかな硫黄臭 |
源泉の飲泉 | できません(施設により異なる、独特の味) |
源泉のpH値 | 弱アルカリ性 |
源泉の温度 | 25~60度ほか |
自然の宝庫紀州を思いきり体感する
海も山も湯も歴史も豊かな紀伊の国、熊野の世界遺産巡りと勝浦の生マグロをいただく。日本三大古湯にして三大温泉地でもある南紀白浜。生マグロはじめ豊かな海の幸が豊富な那智勝浦。緑豊かな紀伊半島の南に位置し、ともに海と魚と温泉が自慢の個性溢れる自然たっぷりなリゾート地だ。近年は熊野古道や熊野三山、那智の滝といったユネスコの世界遺産登録で大きな注目を浴びている。
大阪から車で阪和道を通り南紀白浜を経由し太平洋沿いにさらに南下、捕鯨の聖地、串本をさらに進むとやっと勝浦温泉。そんな遠くの勝浦温泉、ホテル浦島はあちらこちらにホテル棟があり、それらを地下道や長いエスカレーターやエレベーターで結ばれており、山上を含めあちらこちらに各種様々な温泉があります。各温泉を回るだけで疲れてしまう広さに、わくわく楽しい少し古い気もするホテルです。ただし、すべての建物が古いわけではありません。もちろん古い建物も改装がなされてきており、きれいな部屋です。観光地ではありますが、家族連れで、このホテル内でも十分に遊べます。雨でも大丈夫! 世界遺産認定後、このホテルも外国からの観光客が増えたと感じます。周辺の観光スポットもやはり日本人を含め、外国からの観光客が増えました。ただ残念なことは、自然や建物、石碑などが荒らされてきていることです。大切な遺産や自然を守るマナーを守り、自然や観光などを楽しむことが、ここに限らず日本中の世界遺産を含めた建物や自然観光地の今後の課題と感じます。