大阪キタの真ん中に湧出する貴重な温泉。ホテル阪神がボーリングしたもので、泉質は単純温泉。肌にやさしく、疲労回復などにも効果があると人気。都会のオアシス的存在だ。
最初、銭湯のような名前に驚いたのですが、実はホテル阪神の地下に湧く温泉の源泉名です。命名の由来は、その昔、菅原道真公が福島を訪れた際、徳次郎という里人の心温まるおもてなしを受け、この地を「福島」と名付けたとう話が残っており、そこから名付けられたそうです。 徳次郎の湯は、宿泊せずに、大浴場で温泉だけの利用もできますが、いくらホテルとはいえ、入湯料の2625円はちと高めだし、どうせなら加水していない源泉を堪能したいと思うなら宿泊がオススメです。エステとセットになったり、いろんなプランで1万円台から比較的お得な料金で泊まれます。 部屋のお風呂はユニットバスの味気なさはありますが、蛇口をひねると源泉が出てくるので、贅沢なかけ流しが楽しめます。ただし、水で薄めないから温度は超熱め。そこで部屋に入ると先にお湯をはっておき、かなり冷めた頃に入るわけです。冷たくなっていればまた源泉を足せばいいだけなので温度調節もバッチリでしたよ。