その昔、親孝行なきこりが酒の香りがする水を発見し、それを聞きつけ訪れた天皇が年号を養老に改めたと伝わる「養老の滝」伝説で有名な地。今も美しい自然が残り、保養にいい。
養老の滝に行くと滝のすぐ手前にある宿が目に入ります。遊季の里という宿です。 静かな落ち着いた宿で、疲れているときなど気を遣わずにただただのんびりできるのがいいのです。京料理をベースにした食事も美味しいのです。濃尾平野のポツポツ点いた灯りを眺めながら、静かな雰囲気で食べるからでもあるのでしょう。 部屋の外にある露天風呂は、山の冷気を送ってくる尾根の木々と空の美しい対比を楽しめます。目の下には、濃尾平野が広がり、ずっと彼方に名古屋の灯りが見えています。 大垣から養老駅までのローカル線もなんとも風情があります。通勤通学の人がたまに自転車を乗せたりしているのも、不思議な感覚で眺めることができます。