夏泊半島の付け根にある海岸沿いの温泉地で、平安時代に円光大師が発見したと伝えられる由緒ある温泉。青い森鉄道浅虫温泉駅を中心に、大型ホテルや旅館が建ち並び、様々なレジャーも楽しめる。
主人は会社勤めをしていた頃、仕事でちょくちょく青森に出張で来たそうですが、私は初めて。主人が長年お世話になっていた青森駅近くのホテルに泊まり、日帰りで浅虫温泉に出かけました。東北本線で約21分、浅虫温泉駅に到着。まずは道の駅ゆーさ浅虫で温泉マップをもらい、麻蒸湯札(1200円)を購入しました。この湯札で市内のホテルや旅館3カ所の立ち寄り湯が楽しめるそうです。道の駅にも日帰り入浴施設があって露天風呂もあるそうですが、受付で聞くと「今、団体さんが入っているのでちょっと混雑している」そうなので、別のお風呂を探すことにしました。海岸沿いにある浅虫観光ホテルへ。施設は新しいものではありませんでしたが、お風呂からの眺めはとても良かったです。露天風呂も赴きがありましたが、内風呂の展望風呂が、まるでプールみたいな長さでいいですね。平日でしたので、のんびりと海を眺めてお風呂を楽しめました。何でも、主人は泳いでしまったらしいです。温泉を出た後はブラブラと市内を散策して、途中の飲食店で海鮮丼をいただきました。陸奥湾はホタテの養殖が盛んだそうで、ホタテの美味しいこと! 今まで食べていたホタテとは違う、甘さと弾力があって絶品でした。 2軒目は、辰巳館。私達が行ったとき、露天風呂に入れる時間ではなかったので残念でしたが、内湯が大きな岩風呂になっていてよかったです。雰囲気的に私の好きなタイプのお風呂で、つい、長湯をしてしまいました。湯札はもう1軒分残っていましたが、少々、私がのぼせてしまったので、温泉めぐりはこれで終わりに。6カ月有効の湯札でしたが来れそうもないので、駅から出てきたカップルにプレゼントしたところ、すごく丁寧にお礼を言われてしまって…あんなに喜ばれると、本当、うれしいです。