白山国立公園のなかに湧く温泉。古くから隠れた療養泉として知られ、温度変化によって湯面に湯の花が咲く。
今回、僕達は前日まで台風の接近で開催が危ぶまれていた”九頭竜紅葉祭り”に行ってきました。 途中、いつもの日曜より交通量が多い東海北陸道~縦貫道~R158を通って九頭竜ダムの湖面に映し出される色付き始めた山の木々に感動しながら、やってきました”九頭竜紅葉祭り”。例年来る度に「まだ早くねぇ?」と思いつつ、花より団子と舞茸のてんぷらや山菜に舌鼓を打ち、昨年より迫力を増した太鼓の演奏に感動して、そろそろ温泉に行くかと名残惜しそうにしていた彼女の手を引き、クルマに戻り出発!!我が家の鉄則!山道は彼女の運転! 国道158号を西進して大野市街まであと少しの処を右折山道へ、ナビでは国道より10キロ程ですが、これが思ったよりくねくねで、遂に彼女の口から『まだなの?本当にやっとるんだろうね?これでやっとらんかったら許さんでね!』僕『ホームページ見てきたで大丈夫だろ?それより余所見してかんて!そこガードレール無くなっとるぞ!』彼女『そんなこと言うなら自分で運転しやぁ!』僕『ええけど、酔っても知らんぞ!』彼女『やっぱり私が運転する』てな具合で、やっとのことで遂に到着!やってきました”鳩ヶ湯温泉”。 早速、受付で料金を払い2階へ趣きのある館内に感動しながら、いざ浴場へ。 岩風呂?といった感じの決して広くはないお風呂なのですが、これがまた建物の出している雰囲気にピッタシで、なんか落ち着くのです。先客の方と軽く会釈をして体を洗い湯船に入っていると、隣の女湯から『それにしてもこんな処に本当に温泉が在るんですね?』『そうそうウチなんか来るとき喧嘩でしたよ』『ホントにウチの人はいっつもこんな秘湯ばっかだで大変だわ』と片方は聞きなれた声にもう一人。すると先客の方がバツの悪そうな顔をして出てかれました。 帰る途中、先程のお風呂でのことを話すと『でも、ホントにいいお湯だったからまた来たい!出来れば泊まりがいい』と言っていました。僕もこんなところで一日ゆっくり骨休め出来たらいいなと思いました。 写真は、今回使われていなかった玄関を撮ったものです。