豪華な名旅館が林立する県内随一の温泉郷。源泉の発見は明治16(1883)年で、各旅館が自家源泉を所有し、それぞれ異なる泉質を楽しめる。
住所 | 福井県あわら市温泉 |
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交通 | えちぜん鉄道三国芦原線あわら湯のまち駅からすぐ |
営業時間 | 通年 |
問い合わせ | あわら温泉情報処「おしえる座ぁ」 |
お湯の泉質 | 塩化物泉(ナトリウム・カルシウム-塩化物泉ほか) |
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源泉の数 | 74 |
お湯の色 | 無色透明 |
お湯のにおい | 無臭 |
源泉の飲泉 | できません(一部可、ほのかな塩味) |
源泉のpH値 | 弱アルカリ性 |
源泉の温度 | 33.5~77.5度 |
越前と加賀の境に湧く湯のまち
越前海岸にほど近いあわら温泉の開湯は明治16年(1883)。灌漑用の井戸を掘っていた際に大量の湯が噴き出した。県境をはさんだ片山津温泉の泉源は柴山潟の湖底。発見は江戸時代だが、明治初期に潟を埋めたてて泉源の確保に成功。ともに北陸を代表する大温泉地に発展した。
あわら温泉の共同浴場「セントピアあわら」に行ってきました。古代中国の世界観「天円地方」にちなんだ「天の湯」と「地の湯」という2つの湯があって、男女の週交代制でどちらか1つにしか入れません。この日は3階にある星空を眺めながら入れる(昼間だったので太陽)という露天風呂や気泡風呂、サウナなどがある「天の湯」の方へ。 入るなり、「おーっ」という感じでした。三方と天井がすべてガラス張りになっていて、まぶしいくらいにものすごく開放的。温泉プールを思わせるような清潔さで、若干温泉情緒には欠けるものの、スパのような近代的な雰囲気は若い子好みかも。小さめですが、半円型の露天が外にあって、爽快でした。飲泉所があって、温泉水を飲むこともできました。ちょっと海水っぽい味です。 1階には入浴中に温泉卵が作れるコーナーもありました。おばさんがいうには、毎週土曜日には、地元の農家が野菜や果物なんかを安く売る夕市がたつらしいので、次は買い物がてらに来たいです。