古くは江戸時代より、湯治客や秩父三十四箇所霊場を回る巡礼者でにぎわいを見せたこの土地には、さまざまな温泉がある。宿が点在し、静かにくつろげる素朴な温泉を楽しめる。
知人を訪ねた折に、主人と宿泊したのは、秩父鉄道『波久礼=はぐれ』駅に近い『かんぽの宿寄居=よりい』でした。場所は高台で駅から15分程度かかるが結構いいところです。最も一つ手前のJR寄居駅(東武東上線・秩父鉄道線も停まる)から送迎バスも運行されているので利用すればよかったのですが。ここは温泉名を金山温泉といい、アルカリ性単純温泉で、効用は神経痛・筋肉痛・関節痛等で、露天風呂もあり、障害者等に対する施策も整っています。費用も公的施設なので低廉で、料理も美味しくいただけます。 近隣には、県立自然の博物館・国土交通省が建設したさいたま川の博物館・時期に応じては長瀞ライン下りや秩父夜祭等の観光も出来ます。その他に美味しい地酒『秩父錦大吟醸』を味わう事も出来ます。