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秀吉が愛した金泉にひたる
古来より有馬の元湯として歴史を刻んできた金泉につかる
日本書紀にその名が記されているという日本最古の名湯・有馬温泉。今にいたるまでここを訪れた有名人も数多く、古くは温泉寺を建立した行基、小野小町や和泉式部、豊臣秀吉や北政所(ねね)もたびたび湯治に訪れ、千利休らとともに盛大な茶会を催している。吉川英治や谷崎潤一郎といった文豪やモナコ王妃の元女優グレース・ケリーも名を連ねているほど。有馬本温泉・金の湯
有馬本温泉・銀の湯
編集部チェック!
有馬温泉のもう1つの楽しみである銀泉は、肌にやさしい炭酸泉とラジウム泉。鐘楼をイメージした外湯「銀の湯」には、スチーム式のサウナや打たせ湯などがあり、こちらも効能が高い。炭酸泉(二酸化炭素泉)は、毛細血管の拡張により血流が増加。高血圧症や機能性心疾患に効果あり。ラドン泉(放射能泉)は、自然治癒力を高め、皮膚病や気管支ぜんそくなどに効くとされている。料理の鉄人大田忠道氏監修創作料理ご馳走塾「関所」
料理の鉄人「天地の会」会長、神戸マイスター日本料理教授として知られている大田忠道氏プロデュースによる遊び心いっぱいのお食事処。お任せの「昼の関所料理」(2,620円〜)は全10品が供される。人気の関所オリジナルニ色鍋は、有馬温泉の金泉・銀泉に見立てた変わり鍋が面白い。月替わりのメニューは季節の食材をフルに活かした創作料理で、客の食べるスピードにあわせて1品1品出すミニ会席となっている。料理長の包丁さばきを目の当たりにできる対面式カウンターや赤い壁と黒い梁がモダンなダイニングなど、意匠も遊び心に充ちている。創作料理ご馳走塾 関所
太閤秀吉ゆかりの資料館「太閤の湯殿館」
有馬温泉では古くから「太閤さんの湯殿」があるとの言い伝えがあったが、その場所は特定されてなかった。1995年1月の阪神淡路大震災のとき、壊れた極楽寺庫裏下から、「湯殿御殿」の一部と見られる湯舟や庭園の遺構、瓦や茶器などが発見され、一躍話題となった。ここでは、出土した龍の一部を元にした「龍紋棟飾り瓦」や、岩風呂遺構、蒸し風呂遺構などから往時の様子を垣間見ることができる。さらに地元のボランティアの方々から詳しい説明を聞くことができて有り難かった。太閤の湯殿館
「吉高屋」で、有馬温泉のオリジナル土産を買う
有馬温泉駅のすぐ前にある「吉高屋」には、有馬名産はじめ多彩な和雑貨やオリジナル商品がところ狭しと並んでいる。オススメは、同店で明治時代に使っていたラベルを復活させた「カメ印 湯の花」(5包入り1箱945円)や、地サイダーの先駆けとなった「有馬サイダー」(250円)が人気。この他にも、有馬温泉の炭酸水を配合した「カメ印の美肌石鹸」(735円)はリピーターが多い優れものだ。日本で初めて作られた有馬サイダーの復刻版には「かつて杉ケ谷に湧出し毒水と恐れられし炭酸水が日本のサイダーの原点なり」と書かれてある。強烈なノド越しがクセになる味だ。吉高屋
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※2008年8月現在の情報です。掲載情報は変更される場合があります。
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