神奈川県・三浦温泉

日替わりイベントが楽しい　〜マホロバ・マインズ三浦〜

♪めでためでたいの七福神〜幸せ届けにやってくる。マホロ〜バマインズ〜七福神〜♪わっはっはっはは。ハイハイ♪

七福神がホテルのオリジナルソングに合わせて踊ります　≪写真：野添ちかこ≫

オリジナルソングに合わせて踊るのは、おなじみ大黒様、毘沙門天、恵比寿様、寿老人、福禄寿、弁財天、布袋様の７人の神様。
釣り竿をもった恵比寿様が竿を投げたり、大黒様が打ち出の小槌を振るったりと、パフォーマンスもにぎやかです。

ロビーなどでイベントを行っている宿が最近増えていますが、いつ来ても何かしらのイベントを開催している所はそんなにないかもしれません。

ここ「マホロバ・マインズ三浦」では、月・火・木・金・日曜日はマジック、水曜日は七福神踊りとソーラン踊り・フラダンス、土曜日は和太鼓とマジックなど、日替わりイベントが目白押し。

最後は、お客さんも一緒に、みんなでダンシング♪　≪写真：野添ちかこ≫

この日は、七福神踊りに加えて、「三浦三崎おかみさん会」によるソーラン踊り、
さらにはお客さんも一緒になって『ダンシング・ヒーロー』や『東京五輪音頭』などみんなで楽しく盆踊りをするという盛り上がりよう。
その後は、フィギュアスケートの羽生結弦選手似のマジシャン、後藤しゅんすけさんによるマジックまでイベントてんこ盛りでした。

温泉を使ったクアプールでリラックス

太平洋に向かって突き出す、神奈川県南東部の半島、三浦半島にある人気のリゾートホテル。
全室オーシャンビューで、海までは徒歩６〜７分の高台にあります。夏の間は海の家が宿泊者料金（大人1000円）で利用できるので、海で遊びたいファミリー層にとくに人気です。

フロントがある本館。もともとマンションとして施工した建物をホテルに転用したそうです　≪写真：野添ちかこ≫

プールも2カ所あります。
一つは25ｍプール、もう一つはミネラル分たっぷりの温泉水を使ったクアプール。
子ども連れのファミリーはもちろん、地元の高齢者が健康増進のために水中ウォーキングする姿も見られます。

打たせ湯で肩凝り解消。塩分を含む温泉水を使ったクアプールなので、肌がしっとりします　≪写真：野添ちかこ≫

クアプールは、ただ水に入って歩くだけでもマッサージ効果が得られますが、打たせ湯で肩や背中など凝りのあるところに強い水流をあてたり、座って腰部にジャグジーを当てることで、凝りや痛みも軽減します。
厚生労働省が認定する「温泉利用型健康増進施設」であり、医師の診断を受けて利用すれば、利用料等が医療費控除の対象になるという仕組みもあります（※詳細は施設にお問い合わせください）。
男女別の大浴場はというと、「加水、加温、循環あり」なので全く期待はしていませんでしたが、掲示された温泉分析書による成分総計は30ｇ/Ｌ、そのうち塩分が28ｇ以上もある非常に濃い温泉なので、水で薄めていても十分に個性的なお湯でした。

男女別大浴場。露天風呂もあります　≪写真：野添ちかこ≫

よく温まり、浴後はペタペタとした肌触りが残る塩化物泉。
浴場の床に滑り止め用の青いマットが敷かれているのは少々味気ない気がしましたが、体の巡りがよくなり、肌ツヤＵＰも望めるいいお湯でした。

三崎港直送のまぐろをバイキングで

夕食、朝食はともにバイキング（プランによっては鉄板焼きや寿司会席、和食会席などもあり）で、和・洋・中の料理がいろいろ。
天ぷら、ローストビーフは目の前でお皿に盛り付けてくれます。
目玉は三崎港から直送されるまぐろのお刺身。海のそばなので、寿司ネタも充実していました。

三崎港直送のまぐろの刺身には、開場早々、人だかりができていました　≪写真：野添ちかこ≫

メニュー数はそこまで多くはないけれども、三崎港のまぐろを心ゆくまで堪能できるので満足度は高いでしょう。

8種類の具材から選ぶ。一度の注文は2個まで　≪写真：野添ちかこ≫

翌朝のバイキングも同じレストランでいただきました。 まぐろのづけ丼などまぐろメニューもありましたが、最も目を引いたのが、「縁むすび」と題した手づくりおむすび。

朝食バイキングの名物、手づくりおむすび　≪写真：野添ちかこ≫

梅や鮭といった定番から、鶏そぼろやちりめん山椒、鮪味噌など8種類から選べます。
おばちゃんが握ってくれたおにぎりはとってもおいしくて、心までほっこり。
こういった何気ないサービスが温かみを感じるホテルでした。