黒川温泉の入口「黒川橋」西側の小路沿いにひっそりとたたずむ旅館。ほんのりと明るい館内は、古民家を思わせる民芸調だ。先代社長から引き継ぐ木造の廊下や階段など田舎風の造りが、旅の疲れを和ませてくれる。女将やスタッフの和やかな雰囲気も魅力のひとつ。宿泊翌朝に、天然水で淹れるコーヒーをふるまう嬉しいサービスもある。湯上がりの休み処としても使える囲炉裏の間で、ゆったりとくつろごう。
茅葺き屋根の離れには、野趣にあふれた「地獄露天風呂」と木造りの露天風呂を備える。耳をすませば、田の原川の沢の音が聞こえてくる閑静な場所。温泉街中心からほんの少し離れるだけで、自然がぐっと身近に感じられる。新緑や紅葉など四季折々の自然を背景に、山里の澄んだ空気をたっぷりと味わおう。2つの露天風呂は日替わりで男女入れ替え。入浴手形を利用して立ち寄り湯もできる。
黒川温泉街のなかでも閑静な場所にあり、ゆったりと露天風呂に入浴できます。地獄露天風呂と木造りの露天風呂は日替わりで男女を入れ替えるので、宿泊して両湯とも楽しんでください。(女将:西村敏子さん)
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