色とりどりに並んだ浴衣は常時100着以上。この中から自分の好きな浴衣をチョイスできるというが、どれにしようか迷うほどの豊富さ。ゆっくりと時間をかけてお気に入りを選べる。帯の色も選べるので自分好みのアレンジをしてみては。
館内は、ゆったりと温泉を満喫したあとに散策するスペースがここかしこにある。新進作家の作品が飾られたギャラリーやコーヒーブレイクにぴったりの談話室、広々としたスペースが気持ちいい吹き抜け廊下などだが、オススメは3000本もの石楠花の群生を前にしたテラス。ウッドデッキに籐の椅子。滝の音も聞こえ、2つの源泉を楽しめる6つの湯船でお湯を楽しんだあとのひとときにこたえられない。 十返舎一九や小林一茶、近代では高村光太郎が智恵子を伴って逗留したという、文人に愛された望雲ならではの、ゆとりが感じられる。
「2種類の源泉で”泉質主義” 草津温泉をご満悦くださいませ。」
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