鹿に化身した文殊菩薩が猟師にいで湯を教えたという伝説が名の由来。古くから湯治場として知られ、環境省の国民保養温泉地にも指定されている。クアハウスや温泉リハビリ病院など、近代的な温泉施設も目立つが、素朴な湯治場の雰囲気を残し、宿も比較的低料金だ。
住所 | 長野県上田市鹿教湯温泉 |
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交通 | JR北陸新幹線上田駅から千曲バス鹿教湯温泉行きで1時間10分、終点下車すぐ |
営業時間 | 通年 |
問い合わせ | 鹿教湯温泉観光協会 |
お湯の泉質 | 単純温泉(単純温泉ほか) |
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源泉の数 | 4 |
お湯の色 | 無色透明 |
お湯のにおい | 無臭 |
源泉の飲泉 | できます(無味) |
源泉のpH値 | 7.9弱アルカリ性 |
源泉の温度 | 42~46度 |
最近は武将ブームということで、真田幸村公のお膝元、 上田の町を訪ねる人も増えているという。市内に宿泊と はならないので、大抵上田交通一本でいける別所温泉あたりが 宿になる。ここには北向観音さんもあり、いわゆる「温泉街」 なので、非常に”わかりやすい”である。 しかし、地元民は別所には行かない。南へ約5kmにある 鹿教湯温泉にいくのだ。規模は別所と比べものにならず、 小さいし、「温泉街」の娯楽的な雰囲気もない。 だからこそ、ここは気軽に、かつ、ゆっくりとお湯を 楽しめるのだ。地元の「老人会」や「青年団」などの 旅行や慰労会はこちらになる。そして、実際みんな満足して 帰ってくる。 国民宿舎「鹿月荘」もあり、料金も比較的手頃。長野県の 旅館に刺身は期待しないのが本筋であり、料理は山のものを 中心に評価した方がいい(一応、刺身なども出てくるが)。 とにかく、別所温泉より少々遠いが、気軽なので、上田観光 の宿泊先検討に加えてもいいのでは?