「海と富士・絶景の美食宿」と謳われるこの宿は、三津浜から海に突き出すように佇み、ここから眺める富士は古くから天下の絶景といわれている。特に最上階の風呂からは季節や時間で移ろいを見せる富士山が見渡せる。夕食は、西伊豆ならではの新鮮な海の幸を使った総料理長自慢の季節感あふれる懐石料理。また、明治44年の創業以来、おもてなしの心はそのままに、ノートPCの貸出やペットホテルの併設など時代のニーズに合わせたサービスも取り入れている。
海に面しているため、すべての客室から海が望めるのが魅力だ。開放的で大きな窓からは、駿河湾と富士山のコントラストが見事な景観が楽しめる。とくに露天風呂付きの部屋では、昼は淡島越しの富士、夜は海面に浮かぶ漁火と時間によって変化する風景を存分に堪能できる。室内は木をふんだんに使った数奇屋風の落ち着いた造りで、大人が本物の癒しを実感できる空間になっている。朝夕の入浴に合わせ、2枚の浴衣が用意されているという気配りもうれしい。
大浴場は、檜の露天風呂をそなえた「富士の湯」と岩の露天風呂をそなえた「愛鷹の湯」の2種類あり、朝夕の入れ替え制をとっている。それぞれ違った角度で駿河湾の眺望や富士の絶景が楽しめる。大浴場と同じぐらいの広さを持つ貸切家族風呂「葛城の湯」で、家族や仲間とのプライベートな入浴を楽しむのもいい。リクライニングベッドも用意されていて、湯に浸かったり、クールダウンを繰り返したりして入浴ができる。当日予約が可能(1回45分、2,100円)。
梅原龍三郎画伯が常宿にしていたのが、この宿。秋には2~3カ月逗留し三津浜でも多数の作品を仕上げたとのこと。そんな画伯が残した作品や日本画、洋画のほか、掛け軸、花器などが館内に多数展示されている。いずれも著名な作家の作品ばかり。本物を知る大人が満足できる上質のおもてなしだろう。また、客室やロビーには季節の生け花を飾り、心なごむ空間を演出している。
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