平成20年の大改装を機に館名も「美湯の宿 湯田中びゅうほてる」から一新。湯田中温泉を愛し、「雪ちるやわき捨ててある湯のけぶり」など滞在中に多くの句を詠んだ小林一茶にちなんで新しい名前が付けられた。8月に完成した真新しい玄関を抜けると、まるで美術館のような洗練されたロビーラウンジが迎える。フローリングに革張りソファや木製家具を配し、ワイドに開かれた窓からは北信五岳の山並みが一望。一瞬にして日常を忘れさせてくれるプロローグ空間である。
“美湯の宿”と冠するだけに、一番の自慢はやはり温泉。3本の源泉を混合させた掛け流しの湯は、専任の湯守によって常に最適の温度・状態が保たれている。深夜24時30分~1時の清掃を境に男女が入れ替わる大浴場と露天風呂のほか、屋上には2つの展望貸切露天風呂を用意。無垢の檜を敷き詰めた明るい雰囲気の「小蝶ノ湯」、シックな色調でまとめられたアジアンチックな「ほたるノ湯」。信州の爽やかな風を感じながら、至福のプライベートタイムが約束される。
食事は朝夕ともに2階の食事処で用意される。18~20時の間で好きな時間を選べる夕食は、信州牛の鉄板焼きや岩魚の塩焼きなど地の素材がズラリ。中でも一人一人にホダ(種木)のまま供される国産シイタケは、「湯田中びゅうほてる」以来の名物としてファンが多い。ホダは持ち帰りもでき、その際には「シイタケの育て方」を解説したチラシも添えてくれる。帰宅後も新鮮な味とともに思い出話に花が咲く、この宿ならではの心憎いおみやげになる。
高台に建つ当館は川側、山側のどちらも眺めがよく、広々としたロビーラウンジや展望貸切露天風呂、居酒屋、ナイトラウンジなど近代的な設備も備えています。新しく生まれ変わった美湯の宿で、ゆっくりおくつろぎください。(女将の斉須幸子さん)
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