国の名勝・天然記念物に指定されている景勝地・厳美渓河畔に湧き出る温泉で、神経痛、皮膚病、慢性婦人病などに効能がある。風呂や部屋からは、厳美渓の絶景が広がり、四季折々に楽しめる。
東北縦貫道一関インターを降りて、342号線を10分程で今国会でも話題の「かんぽの宿一関」に着く。この宿のお気に入りは、和洋折衷の広々とした部屋、遠く栗駒山を望む田園風景、そして温泉でありながら健康づくりが楽しめる浴槽(勿論、露天風呂有り)があることだ。また、食事も大変よく地元産前澤牛やアワビ、カニなど新鮮な魚介を使った料理も値段の割に大変工夫されており、品数も豊富で気に入っている。私はいつも”ちょと贅沢プラン”を頼んでいるが、連泊の客にはメニュウが二段階でサービス満点なのだ。それから、散歩にもってこいの厳美渓があり、周辺にガラス館や一関市博物館、手頃な物産館などもあって、天気の良い日はぜひ歩いてみることをお勧めしたい。また、世界遺産登録を目指し観光スポットとして脚光を浴びている平泉まで車で20~30分で行け、毛越寺や金閣寺、中尊寺などじっくりと観光できる。今年94歳になる母親を夫婦で世話しながら、猊鼻渓の舟下りをさせたことも良い思い出になっている。