開湯は昭和30(1955)年代と歴史は新しいが、戦国武将が傷を癒したとも伝えられている。「京の奥座敷」と呼ぶにふさわしい落ち着いた雰囲気は保養向きで、保津川下りや京都観光の基地にも好適。
住所 | 京都府亀岡市稗田野町 |
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交通 | JR嵯峨野線亀岡駅から亀岡市ふるさとバス土ヶ畑行きで27分、湯の花温泉下車すぐ |
営業時間 | 通年 |
問い合わせ | 湯の花温泉観光旅館協同組合 |
お湯の泉質 | 放射能泉(単純弱放射能泉) |
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源泉の数 | 1 |
お湯の色 | 無色透明 |
お湯のにおい | 無臭 |
源泉の飲泉 | できません(無味) |
源泉のpH値 | 7.99弱アルカリ性 |
源泉の温度 | 29.4度 |
京の奥座敷「湯の花温泉」。なんとなく遠いイメージありますが、電車に乗ってしまえば京都から大体1時間前後で到着できます。場所は亀岡市の西方で、山や川の珍味が充実しています。春は山菜、夏は鮎、秋は松茸、冬は地酒とぼたんなべが名物です。 「湯の花温泉」は、戦国時代に傷ついた武将たちが刀傷を癒したとの伝説を持つ、古い温泉郷。ひなびた山峡ののたたずまいは、町中からそうは離れていないのがウソのようです。特に夏は、朝の空気がとても気持ちよくて、連日36度を超える京都市内とは、随分違うと感じます。 素朴な風情と山の景色だけでなく、「苗秀寺」「神蔵寺」「穴田寺」「ひえ田の神社」など、歴史好きの人なら名前を聞いたことのある名所も多く、ゆっくり滞在しても楽しめます。 よく遊びに行っていたのは学生の頃。比較的リーズナブルでも、十分温泉が楽しめる土地でしたので、友人とのグループ旅行や倶楽部の合宿によく利用させてもらいました。そのせいで、あまり名物料理を食べた覚えはないのですが、とにかくのんびりできたこと、温泉が気持ちよかったことは、いまだに仲間内で話題になっています。