女性の激しい嫉妬で湧いたという伝説が今も残る温泉。河原のいたる所から湯気が立ちのぼり、豊富な湯量が自慢。黒部峡谷奥地の静寂な風情はこれぞ秘湯といったところ。
住所 | 富山県黒部市黒部奥山国有林祖母谷 |
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交通 | 黒部峡谷鉄道欅平駅から徒歩50分 |
営業時間 | 6月中旬~11月上旬 |
問い合わせ | 山小屋祖母谷温泉 |
お湯の泉質 | 硫黄泉(単純硫黄泉) |
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源泉の数 | 2 |
お湯の色 | 無色透明時間帯や天候によって変化 |
お湯のにおい | 硫黄臭 |
源泉の飲泉 | できます |
源泉のpH値 | 8.2アルカリ性 |
源泉の温度 | 85~92度 |
黒部峡谷鉄道終点の欅平駅から、歩いて1時間弱。 途中で脅しのような、「この先危険です。自己責任で。」みたいな看板…。 もちろん、自己責任で進みましたが。 いくつかのトンネル?を抜けて、見えてきました!祖母谷温泉! しかし…人影ありません。。。あれ? 小屋?宿?の入り口に向かい、「こんにちわ~。すいません~!」 誰も出てきません。 周りを見ると、露天風呂が2つ、手前が女性専用、奥が男性用みたいです。 そして川原で焚き火?をしている男性。どーやらオーナーみたいです。 「露天風呂に入りたいんですけど~」と大きな声で叫ぶと、 『は~い。』みたいな感じで、近づいてきました。 どうぞどうぞ。の声。 あれ?入浴料みたいなの、確かあったはず・・・と思いつつも、 大自然の中の露天風呂を満喫。 風呂上りに休憩し、周りを見渡せば、 「入浴料500円」の看板がこっそりありました。 そのまま逃げるのも気がひけるので、 先ほどの小屋の入り口に向かい、 2回目の「すいませ~~~ん!こんにちわ~~~!!」 奥から男性、『は~い』 「入浴料を・・・。」『500円です。』 素直に支払い、宿のこと、キャンプ場のこと、その他もろもろ世間話をしました。 温泉の雰囲気は、一言 開放的!(女性用は知りません) 湯温は、「熱い!」 但し、2層に分かれていて、奥の層は適温。(若干熱めですが) 雰囲気、奥地というか、回りにはなにもなし。野生のサルしかいません。あと、黒部川。 また行きたいか?と聞かれたら、自分は、『間違いなく行きます!』 あの秘湯の雰囲気(ま、当所で5人に会いましたから、正確には秘湯とは呼べないかも)、 個人的に黒部峡谷が好きなこと、携帯電話が繋がらないという、現代では考えられない場所で、 仕事や日常から、完全に隔離出来ること、という点です。 ビジネスマン、日常から離れたい方、おすすめです!