会津の東山、庄内の湯野浜とともに奥羽三楽郷に数えられていた歴史ある湯の里。およそ560余年前に開湯したとされ、江戸時代には参勤交代の宿場町として栄えた。現在は温泉療養地・健康保養地として里山を歩くクアオルト健康ウォーキングが人気。
住所 | 山形県上山市新湯、十日町、湯町、高松、河崎、葉山地区 |
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交通 | JR山形新幹線かみのやま温泉駅から徒歩15分 |
営業時間 | 通年 |
問い合わせ | 上山市観光特産協会 |
お湯の泉質 | その他(ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉ほか) |
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源泉の数 | 3 |
お湯の色 | 無色透明 |
お湯のにおい | (ほのかな硫酸臭) |
源泉の飲泉 | できます |
源泉のpH値 | 7.9弱アルカリ性 |
源泉の温度 | 60~70度 |
米沢と山形の中間に有る、かみのやま温泉は温泉ブームの中で紹介される様な温泉街では決して無いが昔ながらの古き良き温泉街です。観光地なら当然となってしまった足湯施設が出来て、以前は殆ど居なかった若者が増えてきて温泉ブームと連動してまた活気が出てきた感じです。近くには上山城や武家屋敷などの観光施設も有りますが、お勧めは車で30分程のところに有る丹野こんにゃく店のこんにゃく定食です。天麩羅も刺身も煮込みも全てこんにゃくで出来ていてとってもヘルシーな上にお値段も1050円~ととってもリーズナブルです。ただ注意して欲しいのは場所がとっても不便なところ!。バスは1時間に1本程度で車が無いと大変です。因みにアカデミー賞外国語映画賞をとった「おくりびと」の(劇中では山形の庄内地区が舞台となってますが)ロケ地になった場所です。また観光地である事も有るのかもしれませんが朝方散歩をしていると、通学中の小中学生が”おはようございます”と声を掛けてくれます。都会では「他人は無視」という事が当たり前になってますが、そんな小さな事でその温泉街の評価がグーンと上がります。