JR鶴岡駅南東にある金峯山の麓、三方を山に囲まれた閑静な地に湧く、1300年もの歴史を誇る名湯。庄内藩主も湯治に訪れた由緒ある温泉地だ。今も風情ある純和風旅館が建ち並ぶ。
住所 | 山形県鶴岡市湯田川 |
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交通 | JR羽越本線鶴岡駅から庄内交通湯田川温泉行きバスで25分、湯田川温泉下車すぐ |
営業時間 | 通年 |
問い合わせ | 湯田川温泉観光協会 |
お湯の泉質 | その他(ナトリウム・カルシウム硫酸塩泉) |
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源泉の数 | 1 |
お湯の色 | 無色透明 |
お湯のにおい | 無臭 |
源泉の飲泉 | できません |
源泉のpH値 | 8.7弱アルカリ性 |
源泉の温度 | 42.2度 |
東京から上越新幹線で2時間、新潟で羽越線に乗換え約1時間半、山形県鶴岡駅より車で30分、 新緑の山里に突然現れる温泉の街並み 秘湯の宿 湯田川温泉が現れます。 そこは藤沢周平の愛した世界で、鶴岡の奥座敷といわれています。 千年を越えるお湯の歴史を持ち、湯治に最適な自然がたくさん残っています。夏にはホタルも見られます。 庄内三名湯のひとつで40℃~41℃位で硫酸イオンのお湯です。昔は「白鷺の湯」と呼ばれていたそうです。 温泉街のはずれにある小学校には藤沢周平の記念碑もあり、その小学校で教師をしていたとのこと・・・ 湯どの庵は、温泉街の奥のほうですが、玄関から一歩はいると、まったく別の幽玄の世界が広がります。 磨き抜かれた黒い廊下のところどころに、すわり心地のいいベンチが置いてあります。 ベンチからは美しい自然の庭を眺めることが出来ます。 玄関先のロビーでお茶を頂いて、館内の説明をされた後はまったく干渉されない自分達だけの世界になります。 ほとんど他のお客に出会うことはありません。 お風呂は2箇所 夜8時になると男風呂と女風呂が入れ替わります。 天井の高い、大木を惜しげなく使ってあるお風呂は、温泉の湯気がぜんぜんこもりません。 いつまでもつかっていたい、やさしいお湯です。 夕食は中庭の緑が眺められる個室で頂きますが、創作料理で汁物の味は申し分ないいい味でした。 少し気になったのは、タイの揚げ物?が作りすぎてタイ本来のおいしさが消えていたような・・・ 煮物はよく出来ています。 おいしく頂ことの出来た夕食でした。 雰囲気作りは抜群ですね。 楽しめる宿でした。 残念だったのはもうひとつ新しく出来た お風呂のほうが 露天風呂に出ると、重油のにおいがしてくることでした。 でも お風呂上りには庭を眺めながら冷たい土地のお水が頂けるロビーもあります。 静かな心休まる素敵な宿でした。 東京から少し時間はかかりますが、久しぶりにお湯の量も豊富な、しっかりとしたいいお湯に入ることが出来ました。 翌日は最上川下りです。最後は、酒田の海鮮市場で岩がきをたっぷり頂いて、一路東京まで・・・・ 時間のある方はぜひどうぞ!!!