温泉大辞典
− 温泉の効能は誰が決めるの？ −
効能について
温泉の効能は誰が決めるの？
温泉の効能は誰が決めるの？
温泉の効能については、温泉法によって定められており、泉質によってうたっていい効能が決まっています。
温泉の泉質の調査については、申請を受けた都道府県の担当部署、または委託機関が水質等検査分析を行い、温泉成分分析表を作成します。
その分析によって、温泉法で指定されている成分が一定量を上回っているものについては、対応する泉質別効能をうたうことができます。
温泉の成分は常に一定というわけではありません。
日本に多くみられる地震や火山噴火などの地質活動、雨などによる河川の水位の変動、潮汐など、様々な条件によって泉質は変化します。
2007年には温泉法が改正され、温泉成分は10年ごとに定期的に分析し、それを施設に掲示することが義務付けられています。
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