落ち着いたたたずまいが印象的な「汐の湯温泉」が一軒宿。宿泊はもとより、食事や入浴のみの日帰り利用もでき、能勢路のいで湯として親しまれている。温泉は飲用も可能な褐色の冷鉱泉。
先日、ドライブがてら、能勢の汐の湯温泉に行ってきました。 昔の庭園のあるお屋敷風の旅館で、庭園内の源泉井戸からは炭酸泉の泡がブクブク浮き上がっています。飲むと効用があるそうで、試しに少し口に含むと、鉄のようなきつい風味でちょっと飲みづらい感じでした。 温泉は、1階と2階に浴槽があり、毎週水曜に男女入れ替わりでどちらかに入れるそうです。この日は2階が女湯でした。2階には4つの内湯があり、そのうちの1つは源泉かけ流しでした。有馬の金泉を思わせる、褐色の冷泉なんですが、さすがに入る勇気はなかなか出ませんでした。隣に熱い温泉があるので、最初はそっちへ入り、体が温まった頃に足だけをつけたりしながら交互に入るようにするとなんとか入れました。やっぱり源泉は贅沢で最高でした。 欲を言えば、露天がないのがちょっと寂しいですね。入泉料は1000円ですが、レストランで食事をすれば600円になるプランが利用できましたよ。