「信玄公の隠し湯」として戦国時代、永禄四年以来 幾多の人々に親しまれてきた。湯量が毎分千三百リットルの湧出を誇る温泉は、笛吹川を一望できる有料貸切露天風呂をはじめ、大浴場や数多くの浴室露天風呂はそれぞれ趣を変えたもの。特に、「信玄公岩風呂」は、伊勢神宮の宮大工が入念に仕上げた、入り母屋造り銅葺きの屋根付き、直径45センチの桧木丸柱がどっしりとした見ごたえのある趣をかもし出している。
武田二十四将の一人・山縣三郎右兵衛尉昌景が先祖にあたり、現当主が十四代目。永禄4年、武田信玄公が温泉施設の開発を命じた唯一の文献が遺されている、歴史ある湯屋だ(恵林寺宝物殿所蔵)。館内には、江戸中期徳川に仕えた絵師、狩野派「竹翁養渓」の信玄公と山縣昌景の肖像掛軸をはじめ、山縣三郎右兵衛尉昌景にまつわる品々、漆塗り美術工芸品、絵画、書幅などの貴重な数々が展示され、さながら小さな美術館のようだ。
四季それぞれの趣を見せる甲州の名川「笛吹川」の上流に位置する当館は、渓流を眼下に臨むアルカリ泉の源泉100%かけ流しが自慢の宿です。少しでも早くチェックインして、飲用も可能な自慢のお湯をゆっくり楽しんでください。
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