宮ノ下温泉街の中心にある富士屋ホテルは、明治11年の創業。ホテル前の道路から仰ぎ見れば、歴史と伝統を感じさせる建物が異空間に誘い込む。 一歩中に入ればそこはセピア色の世界。重厚な木造りの空間が落ち着いた雰囲気を漂わせるが、外国人の姿も多く見られ、壁面に掲げられた富士山の高さが12,389(フィート)と標記されているのが、どこか不思議な気分を抱かせる。
館内を歩いていると、資料室をはじめとしたパブリックルームや日本庭園、よく知られたティーラウンジ「オーキッドラウンジ」などが目に入るが、そのほかにも通路の壁面には興味深い写真や絵が飾られている。 そのどれもが歴史や伝統を感じさせるので、じっくり眺めて歩くのもホテルへ滞在する大きな楽しみとなっている。なお富士屋ホテルでは、宿泊客の希望があれば、夕方4時から約1時間ほど「館内見学ツアー」を催している。コンシェルジュの案内で巡る館内はそのつど新たな発見があり、リピーターのなかには毎回楽しみにしている人も多いとか。建物の雰囲気と良質の温泉、素晴らしい食事に加えての館内見学ツアーは、隠れファンが大勢いることだろう。
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