旅行新聞新社が主催する第34回「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」で、企画部門1位、総合部門3位を受賞した人気の宿。また、ISO9001を取得している数少ない旅館の一つとしてサービスの質は折り紙付きだ。宿名の由来は、敷地内にある1,200年前の須恵器の窯跡。古窯ならではの楽しみの一つに楽焼の絵付け体験(1,100円~)がある。夜9時までに作れば、翌朝のチェックアウト時に完成品を受け取ることがきるので旅のよい思い出となる。
和室をはじめ、和洋室、和風モダン、洋風ツインなどさまざまなスタイルの部屋があり、一人から大人数までの宿泊に対応できる。特に人気が高いのが、全部で9室ある露天風呂付きの客室。一室ごとに間取りも露天風呂の佇まいも異なるため、訪れるたびに趣の異なる極上のプライベート空間を堪能することができる。各部屋には、昼・夜用の2枚の浴衣のほか、来客ごとに新しいお茶の葉の封を切る「封切り茶」が用意されており、こまやかな心づかいを感じさせる。
雄大な蔵王連峰や上山(かみのやま)の夜景を望むことができる8Fの展望大浴場「蔵王」には、展望露店風呂「蔵王の庭」が併設されている。1Fには広々とした大浴場「紅花風呂」があり、露天風呂と高温サウナのほかに、めずらしい低温サウナを併設。檜作りの貸切露天風呂もあり、2,500円(45分/平日)で予約できる。温泉は、三大美人泉質のひとつ「硫酸塩温泉」や天然の保湿成分「メタケイ酸」を含んでおり、美肌効果あり。
最高級の山形牛や米沢牛、日本一に輝いた特別栽培米、契約農家から直送される新鮮な朝採り野菜など、地元の厳選食材にこだわった料理を提供している。季節ごとの食材を活かした料理の数々で宿泊客の舌を楽しませてくれるのは、地元・山形出身の料理長。第24回全国技能グランプリの日本料理部門で2位を受賞した確かな腕で、心づくしの料理を生み出している。売店内の「味見コーナー」で試食できる「古窯ビーフシチュー」もオススメ。
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