湯ノ花沢温泉から引湯して誕生した温泉地。湖畔から望む富士の景観が素晴らしい。東海道の交通の要所であった箱根関所跡や源頼朝が信仰した箱根神社などの歴史的史跡も多く残る。
住所 | 神奈川県足柄下郡箱根町箱根 |
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交通 | 箱根登山電車箱根湯本駅から箱根登山バスまたは伊豆箱根バス元箱根・箱根町方面行きで38分、元箱根港下車周辺 |
営業時間 | 通年 |
問い合わせ | 箱根町総合観光案内所 |
お湯の泉質 | その他(単純温泉、単純硫黄泉) |
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源泉の数 | 1 |
お湯の色 | -- |
お湯のにおい | 硫黄臭 |
源泉の飲泉 | できません(無味) |
源泉のpH値 | 6.3弱酸性 |
源泉の温度 | 70~80度 |
観て・浴びて・美味して休日三昧
人気の高いホテルが顔を揃える宮ノ下温泉はじめ、別荘地の面影漂う強羅、スパリゾートとして発展した小涌谷、オシャレなショップや美術館が目白押しの仙石原、富士山を望む眺望が見事な芦ノ湖まで、箱根温泉郷はエリアも広いが多種多様な魅力がいっぱい。年間を通して客足の絶えない一大観光スポットだ。
ここの温泉の売りは 2種類の泉質 ①カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉 成分総計 1.098 g/kg と ②単純硫化水素泉 成分総計 0.522 g/kg のようだが,もう1つ,③それを合体した内湯(黄金湯)がある。夏場はぬる湯として一部かけ流し,冬場は一部半掛け流しと循環という,浴槽ごとに状態が一覧表になっているものを見かけた。 私の個人的主観では掛け流し+加温循環が③,①②は循環のようであった。というのは③しかオーバーフローしていなかったのである。 一覧表の中の説明では循環式が悪いような間違った認識がある,としているが源泉の温度が低い場合,入浴するには循環して沸かす必要があるということは知っている。しかし,循環の場合はレジオネラ菌の問題でろ過装置や殺菌消毒をもちいるのが普通だが,ここはそういうシステムがなくてもレジオネラ菌はないという証明書がある。とても不可解だというのが感想である。浴槽内の毛とか,かなり浮遊しているのは気持ちのいいものではない。私の好みとしては③。たぶん38~39℃だろうが,そのうちじわっと汗がでてくるとてもいい泉質でした。 ②は露天が43℃以上だったろうか,熱くて体が真っ赤になったが,内湯はぬるすぎ中途半端。 また,2度ほど電話でフロントと話をしたが,あまりいい印象ではなかった。実際おとずれてみても無愛想な感じを受けた。