家古屋川の清流沿いの静かな温泉。開湯は慶応元(1865)年。日露戦争当時は浜田連隊の療養所も置かれ、湯治場として百余年の歴史がある。
住所 | 島根県浜田市金城町追原 |
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交通 | JR山陰本線浜田駅から石見交通波佐方面行きバスで18分、金城支所前でかなぎおでかけバス美又方面行きに乗り換えて38分、保養センター前下車、徒歩5分 |
営業時間 | 通年 |
問い合わせ | 美又温泉会館 |
お湯の泉質 | 単純温泉(アルカリ性単純温泉) |
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源泉の数 | 2 |
お湯の色 | 無色透明 |
お湯のにおい | 無臭 |
源泉の飲泉 | できません(無味) |
源泉のpH値 | 9.8アルカリ性 |
源泉の温度 | 41.6度 |
一昨年の暮れに訪ねてみました。会社の仲間と金曜日の終業時間のチャイムとともに迎えのバスにダッシュです。広島から県境を越えてすぐ、高速を降りたあと15分くらい走ったら一般道なのに立派なトンネル。そこをくぐると美又温泉です。もちろん、皆バスの中でできあがってます。宿に入って露天風呂に直行。すでにあたりは真っ暗でしたがもみじが泉面に浮いてきれいでした。ひんやりした空気のなかでお湯につかり軽く酔いを覚ますと宴会場へ。料理もおいしく、日本海で採れたという特注の「のどぐろ」の塩焼きは脂がのって絶品でした。翌朝は早めに起きて再び露天風呂へ。昨晩は暗くて見えなかったあたりの景色が美しく、宿の下を流れる川をはさんで対岸が山となっており、そこから滝が川に注いでいることがわかりました。昨夜の水音は滝の音だったようです。 <行き方>浜田道の瑞穂ICを金城方面へ。約15分で美又温泉です。