井上靖の小説『海峡』の舞台にもなった、津軽海峡を望む海沿いのいで湯。室町時代から湯治場として発展してきた。温泉街には、「新湯」「大湯」2つの歴史ある浴場の源泉を引き継いだ「海峡の湯」もある。
住所 | 青森県下北郡風間浦村下風呂 |
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交通 | JR大湊線下北駅から下北交通佐井車庫行きバスで1時間10分、下風呂下車すぐ |
営業時間 | 通年 |
問い合わせ | 風間浦村観光協会 |
お湯の泉質 | 硫黄泉([大湯]硫黄泉) |
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源泉の数 | 3 |
お湯の色 | 白濁色 |
お湯のにおい | 硫黄臭 |
源泉の飲泉 | できません |
源泉のpH値 | 2.26酸性 |
源泉の温度 | 66度 |
漁港に近い下風呂温泉(しもふろおんせん)は、何といっても、海の幸が絶品でした。主人がどうしても泊まりたい、というので、宿泊は、作家・井上靖が『海峡』を執筆した際に宿泊していたお宿「海峡の宿長谷旅館」へ。地場のイカや魚をメインにした料理は絶品でした。温泉は、内湯のみではありますが、窓から眺める港、夜にはイカ釣り漁船の漁火が見られて、港町の風情がありました。主人は、この風呂から出てくると「井上靖も入ったんだよな~」とご満悦でした。 さらに、日帰りでお風呂を借りたところが「下風呂観光ホテル三浦屋」。こちらも主人がどうしても行きたいといった場所で、昔、『愛の終着駅』というドラマの撮影が行われたとか。入り口にある、八代亜紀の歌碑を見て「そうだよ、そうだよ」とご満悦そうでした。私はあまりドラマとかを見ないだけに、なんだかピンときませんが。。。こちらは、内風呂と露天風呂があって、露天風呂のほうが硫黄のにおいがした白濁のお湯でした。大浴場のほうとは泉質が違い、違う泉質の泉質の温泉を引いているそうです。 やっぱり港町は、海の幸。イカやウニ、アワビなど、料理が美味しかったことが、一番印象に残っています。