700年ほど前に白鷺が傷を癒す姿を里人が見て開湯したという言い伝えがあり、白鷺温泉の別名がある。古くから湯治場として利用され、大型ホテルや素朴な湯宿がある。
前島橋と松島橋にはさまれた前島の対岸に宿が並ぶ。昭和56(1981)年に開湯し、まろやかな泉質の湯は美人温泉と呼ばれる。海峡に島が点在する景勝地にあり、とくに夕日の美しさは格別。
炭鉱跡地に浸透した地下水がミネラルを含み、それを源に湧出するようになった赤褐色の温泉。通称牛深鉱泉と呼ばれ、多様な効能をもつと400年前から土地の人々に親しまれている。