相良氏700年の歴史を伝える城下町に、風情ある温泉が湧く
県内有数の歴史をもつ殿様の御前湯。八代海を望む海浜の温泉街
景行天皇の熊襲征伐伝説をもつ、八代海を望む風光明媚な海浜温泉
平家落人伝説が残る湯治場。静かな谷間にひなびた宿が建つ
奥球磨の隠し湯的存在。緑に映えるモダンな和風建築が優雅な温泉
古くから親しまれてきた美人の湯
泉質はナトリウム炭酸水素塩泉で、神経痛や打ち身などに効果
日本の原風景が残る山里の癒やしの湯処
鎌倉時代以来の伝統を明治維新まで保った相良氏の城下町、人吉。レトロ感あふれる公衆浴場が点在し、あたかも昭和にタイムスリップしたかのよう。明応元(1492)年に領主相良為続が入湯した記録があるが、現在の温泉は明治末期の掘削によるもの。八十あまりの源泉があり、豊富な湯量を誇る。
室町時代にはすでに開湯していたという600年以上の歴史をもつ湯処。江戸期には肥後細川藩の御前湯となった。現在も歴史を感じさせる街並が往時の面影を伝える。日帰り入浴施設の「日奈久温泉センター ばんぺい湯」などもある。
水俣市の北部、八代海が目の前に広がる眺めのよい場所に湧く湯。天草諸島から遠くは雲仙方面までを展望する美しい景観に恵まれ、海を見渡す露天風呂をもつ宿が多い。