鹿児島市内のいたるところに湯が湧き、公衆浴場のほとんどが温泉を引いている。泉質の多くは単純温泉やナトリウム-塩化物泉、炭酸水素塩泉。にぎやかな市街地で天然の湯を堪能することができる。街の歴史を伝える見どころも多い。
噴煙を上げる桜島の溶岩原に湧く温泉。公共の宿の「国民宿舎 レインボー桜島」の浴場内からは錦江湾と対岸の夜景が楽しめる。食事は、洋食と和食が楽しめるレストラン「アルコバレーノ」で。
開湯は定かではないが、18世紀後半の安永の桜島大噴火により湯が湧き出たのが温泉のはじまりといわれる。2軒の宿のいずれも錦江湾を展望する露天風呂をもつ。