昭和36(1961)年、突然ブドウ畑から高温の温泉が噴出し、青空温泉として誕生した。肌がすべすべになると評判が高く、石和温泉駅周辺には多くの温泉施設が点在しており、現在でもたくさんの人がこの四季の彩り豊かな温泉郷を訪れ、疲れを癒している。
武田信玄ゆかりの恵林寺にほど近く、奥秩父を源流とする笛吹川河畔の温泉。湯はアルカリ性単純温泉で、神経痛や冷え性、病後回復などに効きめがあるといわれる。
約650年前に向嶽寺の僧侶に発見された歴史ある温泉。マイルドな湯は肌にしっとりとなじむ。多数の史跡や文化財があり、散策を楽しめ、武田信玄の隠し湯を求めて、観光客でにぎわう。
夜景も魅力的な甲府の温泉郷を巡る
葡萄畑の中に湧き出した石和温泉は昭和36年にみつかった、比較的に新しい温泉地。突然噴出した温泉は青空温泉と称されて、まるで海水浴のように、入浴する人々が絶えなかったそう。いまや100軒をこすホテルや旅館が立ち並ぶ一大温泉街になっている。また、1200年の歴史をもつ、信玄の隠し湯として知られる湯村温泉も人気だ。