昭和天皇が御行幸の際に宿泊された客室「幽泉閣」は、落ち着いた日本庭園の古木に囲まれた一角に静かなたたずまいを見せている。枝振りのいい松の木陰が池の水面に移る風情は、四季を問わず情緒たっぷり。木造建築の粋を集めた建物は広い廊下が本間や次の間を囲み、日本家屋のよさを引き立てている。鯉の泳ぐ池の周りや石橋を渡ってのそぞろ歩きには恰好のポイント。
別館にある大浴場「瑠璃」は、内湯にも巨岩がダイナミックに配されて野趣に富む造り。奥出雲で産出された7種類もの銘石が並ぶ湯舟で、思い切り湯あみを楽しみたい。奥には半露天になった湯舟もあり、こちらは巨岩の間から温泉が滝になって流れ落ちる岩風呂。入浴は25時にクローズとなり、翌朝は5時から、大浴場「紅柄」と男女入替制になっている。
長い歳月が築き上げた日本旅館の伝統と、新しい感覚を調和させたくつろぎのお宿。いにしえの温泉浪漫を存分にご堪能ください。
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