浜の湯は、上諏訪駅から徒歩5分の市街地にある。玄関ホールから吹き抜けのラウンジへと導かれると、そこは鯉が泳ぐ池と浮舞台。華やかな演出が“浜の湯ワールド”にいざなう。建物は12階建てで、3階までを充実のパブリック部分が占め、4~12階に客室が全部で75室ある。5~12階のフロアは10畳間43室、12.5畳+6畳の2間続き12室、特別室・貴賓室4室の計59室。4階フロアにビジネスマンや一人旅に好評のシングル14、ツイン2の洋室を設けたのは、この宿の先見の明だろう。
風呂は3階フロアのすべてを占める。男女とも湯船は同じ構成で、内湯は石造りの大浴場と檜風呂、露天は岩風呂で、男性側にはドライサウナ、女性用にはミストサウナも備えている。形や大きさなどの意匠は少し異なるが、風呂へのニーズはほぼ満たした陣容といえる。趣が異なるのは檜風呂で、男性用はジャグジー、女性用は白濁しているかのような細かい気泡風呂で、檜のミルキーバスと呼ぶ。また、他人に気がねなく利用できる貸切風呂も1ヶ所設けている。
支配人が「うちの料理は割烹出身の板前が腕をふるう自信作ですよ」と胸を張ったが、旅館の中の食事処とは思えないほどの高級感が漂う個室食事処の料亭「浮城」に次々と運ばれる料理は、なるほどとうならせるに充分な内容の献立だ。会席料理は月替わりで、旬の食材を駆使し、季節感を活かした繊細な料理が並ぶ。替鉢に洋皿が加わるのも楽しい配慮だ。ほとんどの客が2時間以上かけてゆっくりと味わうそうだが、それも納得の品数と内容である。
ロビーではまず、ホッとしていただけるように心がけております。そば茶を召し上がって一息ついていただき、チェックインはお部屋でというのも、そんな配慮からで、心からゆっくりとくつろいでいただきたいですね。(接客支配人の藤田ちづ子さん)
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