のれんの下がった門をくぐると、両側に植え込みのある石段が続き、玄関からやや照明を落としたロビーへ入る。天井や壁面に木材を多用したロビーは、クラシックな雰囲気だ。奥に見える庭の木々の緑も感じがいい。江戸時代から約300年の伝統がある宿は、歴史を踏まえつつ新しい感覚を取り入れている。写真はロビーから続くラウンジ「美須々」で、アーチ型の天井がしゃれた雰囲気。ここからも奥に池のある庭が見える。
食材の品質と地元産にこだわる。たとえばご飯は松本平のほたる米。コシヒカリ系の米を、北アルプスの山水によって育てたものだ。野菜はもちろん、豆腐も松本産の大豆が原料で、味噌、しょう油にいたるまで松本周辺で作られたものを積極的に使う。きわめつけは「まぼろしの肉」という評もある小山牛を、ステーキやしゃぶしゃぶで味わえること。松本の牧場で育てられた黒毛和牛の逸品だ。朝食の豆乳やネラという鶏の生卵もおいしい。
分厚い土の壁にさえぎられた土蔵の中は、静まり返った別世界。そこがトリートメントサロン麻葉野だ。天井には太い梁が見え、周囲は板張りの内壁で覆われる。静寂とぬくもりで心身が落ち着いてくるから、エステ効果も高まるというもの。壁に掛かる油彩の人物画や風景画もいい。男女ともに利用でき、背中、肩、腰をトリートメントするリフレッシュコース40分、4,500円、フェイシャルメニューの炭酸ガスパック50分、6,500円など。
料理が自慢の宿ですから、質のいい食材と見た目も美しいオリジナル料理を楽しんでください。朝食にも力を入れています。また庭や蔵のある風景は心にゆとりができ、落ち着けると思います。
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