鶴仙渓遊歩道の下流側の入口が黒谷橋だが、その少し下流に架かる大橋が「しらさぎ大橋」。山中温泉街の入口にあたる地点だが、「翠明」はその橋のすぐ近くの大聖寺川を見下ろす右岸に建っている。3棟が連結された7階建ての翠明、5階建ての彩鳳と松風園が大聖寺川の右岸に、その前の道路下を連絡通路で結ぶ山側に5階建ての和風別館桂御園があり、宿名は「翠明」と総称している。傾斜地に建っているので、玄関ロビー部分は3階、和風別館の1階は4階にカウントされている。客室は全部で90室あり、選択肢が多いのも特徴のひとつだ。
建物の特徴として目を引くのは、なんといっても玄関ロビーがある3棟と別館との連絡通路だろう。両棟の間には道路が走っているが、連絡通路はこの道路の下を地下で結び、エスカレーターが2基設置されている。3棟の客室のほぼ全部が鶴仙渓に臨んでいるのに対し、和風別館桂御園は森閑とした緑に包まれた山側にあり、好みの宿を選ぶことができる。パブリックとしては480名収容の大コンベンションホールや400畳の大宴会場をはじめ、カラオケホールや各種の夜食処がそろっている。
創業130年、現存する山中温泉の宿の中では老舗なだけに、引く湯量も豊富。壮大なスケールの男女別の大浴場「瑠璃光浴殿」を筆頭に、それぞれ異なった造りの源泉使用の露天風呂付き客室が計22室あり、山中温泉では随一を誇る。3か所用意された貸切露天風呂は、10畳間の客室をそのまま貸切露天風呂としたもの。湯上がりにその部屋でくつろぐこともできるとあって、お年寄り連れや大浴場に入りにくいハンディを持った人たちに重宝されている。
渓流沿いの眺め、山側の静けさが楽しめる趣の異なる客室があり、なかでも22室の露天風呂付き客室が多くのお客さまに好評をいただいております。鶴仙渓遊歩道にも近く、温泉街まで1時間ほどの散策が楽しめます。(常務の桂田史朗さん)
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