こちらも姉妹館「吉祥やまなか」と同様、廃業旅館を全面的にリニューアルし、平成19年9月にオープンした山中温泉では一番新しい宿だ。建物は鉄筋9階建てで、客室は45室。玄関ロビーは6階にあり、鶴仙渓に接し、こおろぎ橋も間近に見える抜群のロケーションにある。ロビー階には宿泊客以外でも気軽に利用できる鶴仙渓の絶景が望めるカフェやテラス席が併設されており、スタッフもフレンドリーな雰囲気だ。高級志向の「吉祥やまなか」に対して、こちらはファミリー客を対象とした宿づくりであることがうかがえる。
大浴場は1階の鶴仙渓すれすれの場所にある。すぐ対岸は鶴仙渓遊歩道だ。そこで、女性用露天風呂は1mほどの深さの立湯にし、そのうえに湯浴み着も用意してある。風呂上がりのサービスも楽しみで、夕方は生ビール、朝はところてんなどが出る。平成20年5月にオープンしたばかりなのが、3階に2か所ある貸切風呂。1つは檜風呂「小春」、もう1つは岩風呂「秋の坊」だが、岩風呂の天井が共同浴場「菊の湯」を模したカラフルな格天井になっているのがユニークだ。
食事はすべてプランによって2か所の食事処に用意される。オールデイダイニング「加賀鳶」は加賀藩前田家のお抱え火消しをイメージしたレストランで、鳶職の半纏姿のスタッフがサーブしてくれる。カラフルな色づかいのテーブル席で、夕食には豪快な炭火焼きが楽しめる。また、昼食には膳や鍋物なども加わり、宿泊客以外でも予約なしに利用できるシステム。「加賀旬菜 彩」では伝統の加賀懐石が味わえ、旬の魚介や加賀野菜をオープンキッチンで調理してくれる趣向が好評だ。このほか、貸切対応の食事処「加賀三昧 こおろぎ橋」もある。
ロビーや客室からのロケーションはすばらしく、鶴仙渓に手が届くほどです。加賀の食材を炭火焼で楽しめる「加賀鳶」、揚げたての天ぷらをお好きなだけお召し上がりいただける「加賀旬菜 彩」の加賀懐石などをご堪能ください。
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